2010年03月11日

殺しの四人



 剣客商売シリーズを読んでいましたが,この度,仕掛人藤枝梅安シリーズに手を出してみました。

 どんなきっかけで読み始めたのか分かりませんが,時代物にはまった時期に池波正太郎さんに出会いました。

 ちょうどそのころ自分の祖母の姉妹…大叔母さん?になります?がなくなりました。

 上品な方でした。

 その方の形見分けではないのですが,遺品整理のとき「もらってもらえば喜ぶから」と蔵書をいただきました。

 その中に,池波さんの梅安シリーズや,剣客商売シリーズその他たくさんの時代小説もありました。

 それまで,彼女が時代小説も好きだなんて知りませんでしたので,話題にもしたことがなかったのですが

「池波正太郎さんの作品で盛り上がれたなぁ」とさびしく思ったものでした。

 池波さんの作品は,人の呼吸が息づいています。

 そして,全く色あせない人を見る視点があります。世の中を見る視点があります。

 随所に出てくる食事の風景もおいしそうで素敵です。

 しばらく,梅安から離れられそうにありません。



同じカテゴリー(読書)の記事
 あるキング (2010-03-19 12:36)
 新釈走れメロス (2010-03-17 18:29)
 宵山万華鏡 (2010-03-02 10:07)
 読書メーター知ってます? (2010-02-27 09:49)
 フリーター,家を買う。 (2010-02-26 11:24)
 脳に悪い7つの習慣 (2010-02-24 10:08)

Posted by ぶらんか at 19:00│Comments(0)読書
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
殺しの四人
    コメント(0)