2010年03月17日
新釈走れメロス
森見登美彦さんの「新釈走れメロス他4編」を読み終えました。
好きずきあると思いますが,私は森見さんの言葉の言い回しが楽しく
少しずつ読んでいる本が増えているところです。
さて,この「新釈~」は,世に知られた名作を換骨奪胎し森見さんの世界へと
作り替えた作品です。
後書きにもありましたが,これら時代を超えた名作にはそれぞれにそれを愛する
人たちがいるわけで,その人たちに「これはこの名作を下地にしているんだ」と
高らかに宣言して書くということはたいそう勇気のいることだったでしょう。
しかし,そのプレッシャーをこえ,何とも魅力的な本に仕上がっています。
私自身は原作の「桜の森の満開の下」が大好きな作品の一つですが,
もう一度読み返してみようと思わせられました。
読書メーターはこちら
好きずきあると思いますが,私は森見さんの言葉の言い回しが楽しく
少しずつ読んでいる本が増えているところです。
さて,この「新釈~」は,世に知られた名作を換骨奪胎し森見さんの世界へと
作り替えた作品です。
後書きにもありましたが,これら時代を超えた名作にはそれぞれにそれを愛する
人たちがいるわけで,その人たちに「これはこの名作を下地にしているんだ」と
高らかに宣言して書くということはたいそう勇気のいることだったでしょう。
しかし,そのプレッシャーをこえ,何とも魅力的な本に仕上がっています。
私自身は原作の「桜の森の満開の下」が大好きな作品の一つですが,
もう一度読み返してみようと思わせられました。
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Posted by ぶらんか at 18:29│Comments(0)
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